漢字語と固有語を組み合わせた造語(ベトナム語と朝鮮語)

ベトナム語には同じ意味の漢字語と固有語から構成された2音節の動詞がある。以下がその例である。

・bao gồm (含む) = bap 「包」 + gồm (含む)
・tăng lên (増加する) = tăng 「増」 + lên (上げる)
・cảm tháy (感じる) = cảm 「感」 + tháy (見る)

意味的には、bao gồmが純ベトナム語の意味を、tăng lênとcảm tháyが漢語の意味を継承していて、一定の傾向を見つけることはできない。ただし造語の順序としては、漢語+純越語の順序になっているのが特徴的であり、また品詞は全て動詞なのも共通している。

実際にどのくらい多いのかは分からないが、初心者が三単語も発見するぐらいだから、全体の語彙の中で占める割合としては小さくても、ある程度のグループを形成する程度には存在するのではないかと思われる。

実は似たような造語法(の痕跡)は朝鮮語にも見られる。

・익숙하다(慣れている) = 익-(熟す、焼ける) + 숙「熟」 + 하다
・마땅하다(当然だ) = 맞-(正しい、合っている) + 당「当」 + 하다
・굳건하다(硬い) = 굳-(硬い) + 건「硬」 + 하다

これらはベトナム語とは逆の順序、つまり固有語+漢語の順で構成されており、また品詞もベトナム語が動詞なのに対して形容詞であるという特徴を持っている。面白いことに、中期朝鮮語には次のような例がある。

・횟돌다(向きをかえる) = 회「回」 + 돌다(まわる)

なんと、順序も品詞もベトナム語と一致するのである。類型論の観点から見ると、けっこう面白いテーマではないかと思う。もちろん、何か意味のある結論をくだすためにはもっと例を集めなければならない。とにかく、朝鮮語だけにしかないと思っていたこのような造語法が、ベトナム語にあったというのは面白い発見だった。

出处:http://renjian.exblog.jp/i19

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